くすのきCS3回戦:ふぉれすと vs. ひでお
予選3回戦:ふぉれすと vs. ひでお
今では公式戦の恒例行事となった俺フィーチャーは、2015年の関西エリアが発祥ととなったものだ。
この企画は目立ちたがりの関西人の気質にピッタリ、大盛況に終わった。
俺フィーチャーは現在も続いているが、やはり関西での盛り上がりはひとしおだ。
そしてくすのきCSでも開催したくすのき版俺フィーチャー、#くすのきフィーチャー。
今回呼んだのはふぉれすとだ。
#くすのきフィーチャー
— ふぉれすと@DMP (@Forest_TCGDM) 2017年11月25日
登録番号22
ふぉれすと
秘密兵器使いたい!
秘密兵器がある、ということで気になってフィーチャーテーブルに呼んでみた。
が、本人は「活躍してくれるか怪しいんですけどねー…」と苦笑い。
超次元はチェイングラスパー。最近では見なくなったアーキタイプだが、ポテンシャルは高い。
対戦相手はひでお。最終禁断フィールドを置き、モルトNEXTの様相を見せる。
本人もNEXTへの熱意を語ってくれるなど、思い入れの深いデッキを持ち込んで今日に臨むようだ。
1-1ラインの試合、ここで負ければ予選突破が厳しくなる。
お互い意地の見せどころ、負けられない戦いが今始まる。
ふぉれすとの先攻でゲームスタート。
早速《トレジャー・マップ》で《グレート・グラスパー》を回収する立ち上がり。
そのまま《霞み妖精ジャスミン》でブーストをする軽快な立ち上がり。
ひでおは《メンデルスゾーン》で2枚ブースト。ロケットスタートだ。
直後、ふぉれすとは更なるムーブを見せた。《フェアリー・ギフト》《剛撃古龍テラネスク》!
チェイングラスパーの必殺技を先攻で決める。《テラネスク》を回収しながら2ブースト。
返しのひでおは《フェアリーの火の子祭り》。こちらも順調だが、ふぉれすとが一歩先を行く。
だが未だふぉれすとはゲームを決め切ることができない。
ギフトテラネスクのターンに2ブーストしかできなかったことから伺える。
先ほど回収した《テラネスク》をもう1度召喚。
今回は2ブーストしながら《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》を回収。
NEXTの致死圏である7マナに差し掛かるひでおを前に未だにリソースを稼ぐ動き、不安が募る。
さあひでおもビッグアクションのターン…だが《火の子》2連打でエンド。
《超戦龍覇 モルトNEXT》などのドラゴンを出せず、主導権を握ることができない。
ふぉれすともゲームを決めるターンに差し掛かったのだが、いかんせんマナゾーンが弱く、強い動きをすることができない。
ここは《テラネスク》に《グラスパー》を進化させ、攻撃時《幻影 ミスキュー》でアタックキャンセルしながら《桜風妖精ステップル》を展開。
返しのひでおは《永遠のリュウセイカイザー》で時間を稼ぐ。1111破壊の封印を外し《ステップル》を破壊。
返しに《チェインレックス》から《グラスパー》、《テラネスク》。
ここで《百族の長 プチョヘンザ》を回収。そのまま元々いた《テラネスク》でプレイヤー攻撃時《プチョヘンザ》!
Tブレイクトリガーなし、この《プチョヘンザ》により返しの攻勢を絶ったアクションが決定打となった。
返しのターン、ひでおは《熱血龍バトクロス・バトル》で《プチョヘンザ》を破壊したが時すでに遅し。
さらなる《テラネスク》の展開によりマナゾーンが潤沢となったふぉれすとは、そのまま場に残った《グラスパー》を起点にファンパイループに突入したのだった。
Winner:ふぉれすと
ふぉれすとが秘密兵器と語ったカードは《光神龍スペル・デル・フィン》。
なるほど、確かにモルトNEXT相手には活躍するか不安なのが頷ける。
「ハンデスなどに墓地落ちが酷くてループができなくなっても、《グラスパー》からの《デルフィン》で呪文を封じて、一気に攻め込むことができるんです」
独創的な秘密兵器を駆るふぉれすと、4回戦に駒を進める。