超CSⅣ京都 Round7.セキボンvs25
さて、もう1度この文章の趣旨を軽く説明しよう。
公式のフィーチャーからは漏れたが、個人的に見ておきたかったマッチを覚書として記しておく…いわゆる趣味書きである。
【赤緑アポロ】ですばるなが駆け抜けたことが記憶に新しい超CSⅣ京都。
その第7ラウンドが始まる直前、私はスマホ片手に、急いで何番卓か忘れたけどどっか前の方の卓に向かった。
そこにはチーム「マラかっち」の強豪2人…セキボンと25が……
………25がいなかった。
私「……パンさん(25氏の愛称)どこ?」
セキボン「知↑らないよ!!来ないんだもん!!!!」
さて、そんなこんなで第7ラウンドのデュエマ・スタートのコールが鳴る。
25は来ない。私とセキボンは笑うことしかできない。このままでは遅刻によりセキボンの勝利だ。
……と、そう思った矢先。
「ちょっと待っていつ7回戦のアナウンスあったの!?!?!!??」というダサすぎる叫び声と共に、ヒーローが遅れてやってきた。
「遅い!!!!!!」と怒るセキボン。身内同士ということもあってガハガハ笑いながらスピーディに準備が進められる。
結局1分の延長時間をもって試合が始まった。
……書くのを忘れていたが、我々は7回戦の全勝卓というとんでもない場所にいる。
彼らがともに調整したであろうデッキは、セキボンが【4c邪王門】、25が【アナカラーハンデス】という今大会を象徴するマッチアップだ。
先攻:25
25は続く3ターン目、再び《悪魔妖精ベラドンナ》を召喚。これの効果選択に少し頭を悩ませている間……
セキボン「俺さ、今日ランダムハンデスされるとき本命を抜かれやすくて困ってるんだよね」
何やら話し始めた。
セキボン「手札見ながらシャッフルするのがいけないってわかったのさ。だから見ずにシャッフルすれば本命を抜かれにくいってワケ」
何やら手札を見ずにシャッフルし……おもむろに25の前に5枚の手札を並べ始めた。
セキボン「来いッ!!」
25「ブースト」
何も言わずセキボンは並べた手札を戻し、25のマナは5マナに到達した。
返すセキボンは《豊潤フォージュン》を撃ち、手札を減らさずブーストする。
25がブーストを選択した理由は自明だった。リソースを保持しながら《絶望と反魂と滅殺の決断》を撃つため!!
これには渋い顔をしていたセキボンだったが……
セキボン「トップめっちゃ強い!!!!!」とウキウキな顔でマナチャージを考え始めた。
それは、フェアリー謹製の【4c邪王門】が【アナカラーハンデス】を真っ向から倒すためのカード……
元祖最強のドローソース、《サイバー・ブレイン》!!
これには25も「それは困ったねえ…」と表情を曇らせざるをえない。
《サイバー・ブレイン》で増えた手札に対してランダムハンデスを仕掛けても効果が薄いと考えてか、《絶望と反魂と滅殺の決断》で《悪魔妖精ベラドンナ》を2体蘇生後、2マナブースト。さらに手札から《悪魔妖精ベラドンナ》を出しマナは9に到達する。
セキボンの勢いは止まらない。《サイバー・ブレイン》が呼び込んだ、新たな《サイバー・ブレイン》を撃つことでその手札枚数は8枚。先ほどランダムハンデスを撃たれたとは思えない枚数。
それに対して《若き大長老 アプル》を出した25の手札はたったの1枚。リソース勝負のロングゲームになりやすいこのマッチ、この時点で趨勢は決していた。
セキボンは《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》攻撃時≪音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ≫で《若き大長老 アプル》に対処。
そこに25は《CRYMAX ジャオウガ》で盾焼却、盤面に当たるときに2ハンデス。
これが《鬼ヶ大王 ジャオウガ》を含む2枚を落とし、セキボンは思わず「鬱陶しさ5億!!」と意味不明なうめき声をあげるが、まだまだ余裕があると言わんばかりの口調でもある。
手札に戻ってきた《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》が《鬼ヶ大王 ジャオウガ》をもう1度回収し、《CRYMAX ジャオウガ》に対処。
対照的に余裕がなくなってきた25。
もはや勝ち筋はこれしかないとばかりに、《CRYMAX ジャオウガ》を出し直してシールドへと特攻。
しかし、ここでトリガー《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》。《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》を回収し……
セキボンのターン。
シールドが0枚になったことで、【4c邪王門】の攻撃力は何倍にも跳ね上がる。
まずは《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》を無料召喚。
さらに《生命と大地と轟破の決断》からTブレイカーSAと化した《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》と《一王二命三眼槍》を召喚。
まずはボトムに仕込んでおいた《一王二命三眼槍》が呼び出され、さらに《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》効果で山札を操作し、再びボトムから《一王二命三眼槍》が呼び出される。
《CRYMAX ジャオウガ》の効果で3枚になったシールドに、これだけの追加打点が襲い掛かれば……受けをGストライクに頼った25の【アナカラーハンデス】では到底耐えきることは不可能だった。
WINNER:セキボン
結婚おめでとう
【ご報告】
— セキボン@YouTube (@sekibon281) 2022年9月20日
私事ですが、この度2022年9月20日に、約3年間付き合っていた彼女と入籍いたしましたm(_ _)m
結婚したからと言って何か大きく変わるわけではありませんが、これからもデュエマの活動と合わせて末永く見守って頂けたら幸いです(*´꒳`*)
したっけ! pic.twitter.com/WTnTDx1aex