イヌ科バレージ

デュエルマスターズのカバレージ書いてます

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金沢超CSⅡおまけ Round 1:sabaki vs. 25

 暇潰しに会場歩いてたら見かけたビッグマッチシリーズ
 (文量はそこまで)ないです

 

 


 開会式前、挨拶回りも兼ねて会場をふらふらしてるとたまたまsabakiと25が向かい合って座っていた。
 筆者としては超CS前日、金沢駅の寿司屋で偶然遭遇して以来である。うまかった。

 お互い今回の環境についての見解を語り合ったりと、知り合い同士が対面することが珍しい場においてここだけ話が盛り上がって異質な空間に。
 関西でよく見る光景を見るとともに…1つの楽しみもまたあった。

 筆者は知っていた。開会式で座る席はそのまま1回戦の対戦席となることを。
 彼らは知らない。この後自分たちが対戦するハメになることを。

 幸か不幸か、いきなり関西トッププレイヤー同士が当たるビッグマッチ。
 フィーチャーマッチではなかったが、筆者は急いで携帯のメモを開いた。この試合を語り継ぐために。

 先攻:25

 この2人が石川に持ち込んだデッキは同じ…ジョラゴンジョーカーズのミラーマッチだ。
 1ターン目はお互い《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を撃ち合うスタート。25は《キング・ザ・スロットン7/7777777》を回収し、sabakiは《バイナラドア》を回収。
 25は《ヤッタレマン》、sabakiは《オッケーBros.》を召喚する。
 25はノーチャージで1軽減した《パーリ騎士》。それに対しsabakiは《ポクチンちん》と、25に比べて動きは控えめだ。

 …が、《ポクチンちん》を見た25の表情が途端に厳しいものになる。
 それもそのはず、25が狙っていたのは《戦慄のプレリュード》からの≪キング・ザ・スロットン7≫。
 これにより捲りの回答が狭まってしまった25、熟考の末…

 その動きを押し通す。4マナで《戦慄のプレリュード》≪キング・ザ・スロットン7≫!!
 後に「《ガヨウ神》を捲らないとこの対面勝てないから」と語った25、この一撃で《ガヨウ神》を探す方に賭ける。
 まず3枚捲り≪キング・ザ・スロットン7≫が連鎖。そして2回目の≪キング・ザ・スロットン7≫では…

 《パーリ騎士》。手札が3枚増えることを願って放った一撃は、マナを1枚増やすだけにとどまる。
 無情にも《ポクチンちん》の効果により、捲れた2枚が山札の下へ。
 それどころか返しのターン、sabakiの手札から放たれた≪7777777≫が≪キング・ザ・スロットン7≫をボトムに送還。

 4tのビッグアクションを完璧に返された25は仕方なく《パーリ騎士》を召喚するのみ。
 それを尻目に《ガヨウ神》を合わせるsabaki、25にとって喉から手が出るほど欲しかったこのカードが圧倒的なリソース差を生み出す。
 とうとう25にできることは何もなくなってしまった。チャージのみでターンを返してしまう。

 sabakiは《オッケーBros.》を回収しつつ《ジョット・ガン・ジョラゴン》!
 《ガヨウ神》経由で墓地に《アイアン・マンハッタン》、《オッケーBros.》が落とされる。
 皇帝が従えるは過剰4打点の軍勢。25のシールドに埋まっていた《バイナラドア》1枚では、この物量は到底受け切れるものではなかった。

 WINNER:sabaki