第1回はっちDMCS予選5回戦:しばやし vs. 鬼龍
第1回はっちDMCS
予選5回戦:しばやし vs. 鬼龍
新殿堂施工後、1週間後の開催となった第1回はっちDMCS。
今回の殿堂ではドギラゴン剣とジョーカーズがピンポイントで弱体化。特にドギラゴン剣に対する規制は4枚中3枚(《次元の霊峰》は少し怪しいが)という厳しいマークとなった。
さて、気になる新環境。混沌化した環境で最多母数となったのは…
なんと、ドギラゴン剣である。
さらに言うと、ドギラゴン剣の中で最多母数となったのは《プラチナ・ワルスラS》を失った赤青基盤。
《勝利のアパッチ・ウララー》を失えど、その強さは衰えず。
新殿堂初期に《タイム1 ドレミ》《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を投入した赤青白型が構築される。
赤青基盤の対応力の高さに加え、破壊力は落ちたものの《“龍装”チュリス》《龍装者 バルチュリス》によるスピード、そして《蒼き団長 ドギラゴン剣》のフィニッシュ能力は健在。現在母数でトップを走る。
この対戦でそれを使うのはここまで全勝のしばやし。
対する鬼龍ももちろん全勝中。
ここで勝てば本選進出がほぼ確定。一足先に本戦へと駒を進めるのはどちらか。
先攻:しばやし
しばやしは《異端流し オニカマス》キャストからスタート。
対する鬼龍は《一番隊 クリスタ》。こちらも混沌とした環境にはうってつけ、対応力の高さに定評のあるメタリカサザンを使用している。
しばやしは《単騎連射 マグナム》をプレイする。
ここで《一番隊 クリスタ》を手に入れた鬼龍にビッグアクション、《絶対の畏れ 防鎧》《奇石 ミクセル》を同時プレイ!
《蒼き団長 ドギラゴン剣》を封じるこのメタカード、1体ならまだしも2体を一気に破壊するには6マナを貯めてから《“乱振”舞神 G・W・D》を出すのみ。
4ターン目の動きは《タイム1 ドレミ》のみにとどまる。
しばやしの動きをほぼ封じ込めた鬼龍。
そして、このカードが大量のアドバンテージをかっさらっていく。
4マナ、《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》!
3ドローに加えて大型ブロッカーを配備。流れは完全に鬼龍に傾いた。
しばやしは突破口を見出すため《Dの牢閣 メメント守神宮》。返しにスイッチで盤面のメタクリーチャーに触ろうとする…
が、鬼龍の抱えたリソースがそれを許さない。《Dの牢閣 メメント守神宮》貼り換え、ターン開始時スイッチでしばやしの殴り返しを防ぐ。
しばやしはこのピンチに対して…《ドンドン吸い込むナウ》を撃つのみ。
《一番隊 クリスタ》のバウンスには成功するが、ここまで盤面に並べた小型3体は《Dの牢閣 メメント守神宮》の前に動けない。鬼龍のターンに戦闘破壊されてしまう。
それと同時に《一番隊 クリスタ》《緑知銀 フェイウォン》と追加し…《赤攻銀 マルハヴァン》が着地!
大量に並んだ《奇石 ミクセル》《絶対の畏れ 防鎧》を含む小型に《Dの牢閣 メメント守神宮》《緑知銀 フェイウォン》《赤攻銀 マルハヴァン》。
幾重にも提示された課題全てに対し、しばやしが解答できるのは何ターンも先。
もちろんそれだけの時間をもらった鬼龍が詰め切るのは簡単。《Dの牢閣 メメント守神宮》貼り換えで万が一の《閃光の守護者ホーリー》トリガーもケア。
アタックに入った段階で、鬼龍の詰め将棋は終わりを迎えていた。
WINNER:鬼龍