第4回京都CS準決勝:ペンギン vs. リツ
準決勝:ペンギン vs. リツ
ちょうど1週間後、ここ京都の地で関西エリア予選が開催される。
このCSは前哨戦といった立ち位置で、事実サブイベントの新DM環境戦は大熱狂だったようだ。
そして、景気付けと言うには上出来すぎる成績を上げた4名。
来週の勝利のため、ここで結果を出して勢いに乗りたいところ。
迎えた準決勝、フィーチャーテーブルにはペンギンとリツ。
長い長い階段を登った先の最後の門。頂点を賭けた戦いに向かうのは、どちらか1人だ。
先攻はリツ。
ペンギンの場には禁断と6枚の封印が置かれる。
リツのデッキはドロマーロージアダンテ。
が、はじめの4ターンはドローソース、及び妨害カードを引けず静かな立ち上がり。
対して5cバスターを操るペンギンは最初からロケットスタート。
《フェアリー・ライフ》から《神秘の宝箱》と繋げ、《宝箱》のセットは5色目を揃えに行くための《青寂の精霊龍 カーネル》。
普段なら《音精 ラフルル》が置かれるところだが、どうやら盾+封印落ちのようだ。封印から探すしかない。
ペンギンの4ターン目は《超次元ムシャ・ホール》から《勝利のリュウセイ・カイザー》。
手札が重いことが伺えるリツに対してはこれが強烈に刺さる。5マナ目がタップインとなったリツはやむなくチャージエンド。
ペンギンはさらに《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》。
これでデッキトップから落ちた《Mの悪魔龍 リンネビーナス》を回収しながら、禁断落ちしていた《ラフルル》が墓地に用意された。
ドローソースを引けていないリツは上手く動けず、ノーチャージから《エメラルーダ》。
シールドを交換して来るべきペンギンの攻撃を待ち受ける。
が、その程度では回った5cバスターは止められない。
ペンギン、予定調和の《リンネ》《ラフルル》。
さらに《イーヴィルヒート》が《蒼き団長 ドギラゴン剣》にチェンジし、マナから《ウソと盗みのエンターテイナー》!!
《ラフルル》《エンターテイナー》の布陣を完成されたリツ、たまらず《エメラルーダ》でブロック。
《バスター》の攻撃はブロックされるものの、ちょうどりつを殺しきれる打点を揃えつつ、《ラフルル》《エンターテイナー》を用意。
ペンギンがやることは1つ、全軍突撃。埋めたシールドを残してシールドを次々と割る。
《エメラルーダ》で埋められたシールドからは《カーネル》がトリガー。《エンターテイナー》を止め、いったん生き残る。
…が、《カーネル》を破壊しつつペンギンの場に残った《エンターテイナー》がひたすらに重くのしかかる。
リツができる行動は《エメラルーダ》でシールドを1枚増やすのみ。
《エンターテイナー》がいる以上、ここで有効なシールドトリガーは限られる。
《イーヴィルヒート》を盤面に追加し、ペンギンが勝負を決めるべく攻撃。
リツが埋めたシールドは、《テック団の波壊Go!》。
この1枚だけでは、ペンギンの軍勢、そしてその場に眠る《伝説の禁断 ドキンダムX》全てに対して対処することはできなかった。
Winner:ペンギン